店主の独り言③

それからは独学でおいしい湯葉づくりに没頭しました。何度も何度も打ちのめされながら、徹夜の毎日でたった一人挑戦致しました。

どこが頂点なのか教えてくれる人がいないので、迷いもありましたが、私が自分の舌で味わって「これなら」と自信を持つことができた湯葉を、明治記念館の総料理長さんを訪ねて味見をしていただきました。

すると総料理長さんは「この湯葉なら何よりお客様に喜んでもらえる、この湯葉をたくさんの人に知ってもらえるよう力を貸しましょう」とおっしゃって下さったのです。

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